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ここにあるのは、キリスト教精神による、     信じる思い、愛する心、溢れる笑顔

幸せ

ふれあうこと、向き合うこと

独りぼっちでいることが耐えられない、という人がいます。
他人との一体感をもつことでしか、自分の存在意義を確認できないのです。
人当たりはよく、社交的に見えるのですが、他人と対立することを避け、心にはうっぷんがたまることがあります。

他人との関わりを大切にし、多くの人とふれ合うということ自体は、悪いことではありません。しかし、付き合いを楽しんでいるわけではなく、「独りぼっちになるのが怖い」と考えている人は、誰とも深く付き合うことはできないのです。

「他人と一緒にいなければ不安で仕方がない」という人は、「独りで自分と向き合う」ことを避けています。
その不安を埋め合わせるために、必死で他人から認められようとするのです。

逆に、他人との関わりをいっさい絶って、自分の殻に閉じこもってしまう人もいます。
そういう人もやはり、「他人とも自分自身とも真剣に向き合うことを避けている」という点において、他人を拒絶している人と根本的に同じなのです。

他人に依存してばかりいるのも、他人をまったく拒絶してしまうのも、正常な人間関係とはいえません。

人間の心は、言わば「ぬか床」のようなもので、「ときどきかき混ぜること」と、「じっくり熟成させること」の両方が必要なのです。

どこまで他人に譲り、どこまで自己を主張すべきか?
問題は、それが積極的な意欲にもとづくものなのか、強迫的な不安によるものなのか、ということです。

独りぼっちは淋しい。しかし、他人と関わって傷つくのも怖いという人は、ダメージを受けずにすんだとしても、それはプラスではなく、ゼロにすぎないのです。
マイナスを避けることに終始するだけの人生によろこびはありません。

他人と衝突することがあっても、本音をぶつけ合ってこそ、理解し合えるのです。
孤独と向き合ってこそ、しっかりとした自分をもつことができるのです。
大きなプラスを手に入れるために、あえて小さなマイナスを受け入れることが必要です。

すべての人から愛されている人はいません。他人から認められることは、たしかにすばらしいことですが、それは人生の「励み」にはなっても、「目的」であってはならないのです。

独りでいるとき、孤独の不安に襲われたなら、こう自分に言い聞かせてください。
「もし、誰にも見られていなくても、同じ行動をとるだろうか?」
独りでいるときは他人と一緒にいるように、他人といるときは独りでいるように行動することで、精神のバランスがうまくとれるようになるのです。



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