低血糖の怖さ

シオンガーデン

2014年09月10日 08:30

今回は、糖尿病(高血糖)の反対である低血糖についてお話をします。障害者の中には低血糖についての知識がなく自覚症状のない方もいますが、皆さんはどうでしょうか?
低血糖は、インスリンや飲み薬による治療を行っている人に、薬の作用が強く現れすぎたときに血糖値が必要以上に低下して起こるものです。すなわち、血糖値が高くなった後に、低血糖の症状がおこるのです。
変な表現ですが高血糖=低血糖なのです。

低血糖には大きく分けて2種類あります。

①まず怖いのは自律神経に障害がある場合です。
血糖値が下がってきた時に、通常なら現れる空腹感・動悸などの警告症状を欠くために適切な対処がとれず、さらに血糖値が低下していきなり意識障害に至ることがあります。
これを無自覚低血糖といいます。

低血糖で現れる症状は自律神経の働きが関係しているので、自律神経障害があると、低血糖症状がなかなか現れません。ですから低血糖に気付きにくくなります。



②これとは異なり、薬やインスリンの過剰により血糖が下がりすぎることもあります。


血糖値は正常でな人で70mg/dl以上に維持されています。
しかし、血糖値が70mg/dl以下になると異常な空腹感が現れ、動悸・震えなどの症状が出てきます。
糖尿病で普段高血糖状態にあると、これらの症状はもっと高い血糖値でも現れてきます。また血糖値の下がるスピードが速い時も、比較的高い血糖値で症状が現れ始めることがあります。
そして低血糖を放っておき血糖値が50mg/dl以下になると中枢神経の働きが低下、血糖値が30mg/dl以下になると意識レベルが低下し、昏睡状態から死に至ることもあり、その結果重大な事故につながることもあります。このような状況になる前に対処することが重要です。

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