「統合失調症」の特徴

シオンガーデン

2014年09月17日 08:30

「統合失調症」には大きくわけて3つ症状があります。


各症状の特徴を挙げると
①「陽性症状」の特徴
幻覚☞現実にないものを、視覚や聴覚、嗅覚、触覚などさまざまな感覚で、あるように感じる。
妄想☞現実にはあり得ないことを信じ込む
自我意識の障害☞誰かに支配されていると感じる
思考の障害☞まとまりのない会話や行動になる
行動の異常☞極度に興奮したり、奇妙な行動をとる

②「陰性症状」の特徴
感情の鈍麻・平板化☞喜怒哀楽の表現が乏しくなる
意欲の減退☞意欲や気力が低下する
思考の低下☞会話の量が減り、空虚な内容になる
対人コミュニケーションの支障☞人との関わりが減り、自閉的になる

③「認知機能障害」の特徴
選択的注意の低下☞情報や刺激を選んで、必要なものに注意を向けることができず、落ち着きがなくなる。
比較照合の低下☞過去の記憶と比較して判断できない
概念形成の低下☞物事をグループ化して概念化できない

以上が各症状の特徴ですが、これとは別に病型(病気のタイプ)について次回、学習しましょう。

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