ノルアドレナリン

シオンガーデン

2014年12月04日 08:30

セロトニンが「幸せのホルモン」といわれているのに対して、ノルアドレナリンは、「怒りのホルモン」といわれています。また「警告ホルモン」ともよばれ、「脳内の危機管理センター」の役割を果たすともいわれています。その理由は、ストレス等を受けて、怒りを伴う興奮状態となり脳内に放出されて、覚醒・集中・判断力の向上・やる気・痛みの軽減などの効果をもたらすからです。

しかし、その「危機管理センター」もバランスが大切です。ノルアドレナリンが過剰に放出されると、ナチュラルハイ(躁状態)・意味なき怒り・血圧上昇・血糖上昇につながってしまいます。つまり危機管理センターが危機に過剰反応してしまっているということです。

また不足すると、無気力・無関心・意欲低下・判断力低下・寝過ぎなど、うつ状態に陥ってしまいます。これもやはり危機管理センターが、本当の危機なのに、危機を回避する方策をとろうとしない状態になってしまっているということです。



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