ドーパミンとセロトニン

シオンガーデン

2014年12月03日 08:30

表的な神経伝達物質について説明をしましょう。
まず1つがドーパミンです。ドーパミンとは上記で述べたように促進に働く神経伝達物質です。このドーパミンが過剰に分泌されることで引き起こされる疾患として統合失調症があげられます。
簡単に言ってしまえば、ドーパミンによって脳の働きが活性化しすぎることで、妄想や幻覚などといった過剰な精神的活動につながると言えます。

 2つ目がセロトニンです。セロトニンは促進と抑制を調整する働きをすると言われています。この働きがうまくいかないと情緒面に障害をきたします。つまり、うつ病といった気分の障害が引き起こされ、セロトニンの働きを正常化するものが抗うつ薬として使用されています。

 このように、神経伝達物質は私たちの精神的活動や気分といったもののバランスを整える役割を果たしています。これらの働きは精神的活動に深くかかわってくるということから、人間関係を構築する上でも重要な要素であることは容易に想像がつくことでしょう。



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