統合失調症
「統合失調症」の病型?
統合失調症は、病型(症状の現れ方や経過から見た病気のタイプ)から、3タイプに大別されます。
①破爪(はか)型、
②緊張型、
③妄想型
ただし、これらに分類できないタイプも数多くあることから、統合失調症は単一の病気ではなく、複数の病気の集まりではないかとも考えられています。
①破爪(はか)型(解体型)➡︎意識低下や感情の平板化が中心
・発病時期:思春期から青年期にかけて発病が多い。
・病状経過:最初に、感情の起伏がなくなったり、意欲が減退するなどの陰性症状が現れ、その後、徐々に陽性症状が出てくる。症状は慢性化することが多く、人柄が変わってしまうなど発症後の見通し(予後)はあまりよくないとされています。
②緊張型➡︎極度の緊張や奇妙な行動が特徴
・発病時期:青年期に急に発病が多い。
・病状経過:大声で叫んだり、奇妙な姿勢をとるなどの緊張病症候群や行動の異常などがみられ、多くは数カ月で消失しますが、再発もまれではなく、再発するたびに破爪型に似た病像に変化していく場合があります。ただし、人柄が変わってしまうことは少なく、破爪型よりは発症後の見通しはよいとされています。
③妄想型➡︎幻覚や妄想が中心
・発病時期:多くは30歳前後に発病します。
・病状経過:幻覚や妄想が中心で、陰性症状はそれほど現れず、対人コミュニケーションは比較的良好に保たれていることが多く、人柄の変化もあまり目立ちません。発症後の見通しはよいとされています。
①破爪(はか)型、
②緊張型、
③妄想型
ただし、これらに分類できないタイプも数多くあることから、統合失調症は単一の病気ではなく、複数の病気の集まりではないかとも考えられています。
①破爪(はか)型(解体型)➡︎意識低下や感情の平板化が中心
・発病時期:思春期から青年期にかけて発病が多い。
・病状経過:最初に、感情の起伏がなくなったり、意欲が減退するなどの陰性症状が現れ、その後、徐々に陽性症状が出てくる。症状は慢性化することが多く、人柄が変わってしまうなど発症後の見通し(予後)はあまりよくないとされています。
②緊張型➡︎極度の緊張や奇妙な行動が特徴
・発病時期:青年期に急に発病が多い。
・病状経過:大声で叫んだり、奇妙な姿勢をとるなどの緊張病症候群や行動の異常などがみられ、多くは数カ月で消失しますが、再発もまれではなく、再発するたびに破爪型に似た病像に変化していく場合があります。ただし、人柄が変わってしまうことは少なく、破爪型よりは発症後の見通しはよいとされています。
③妄想型➡︎幻覚や妄想が中心
・発病時期:多くは30歳前後に発病します。
・病状経過:幻覚や妄想が中心で、陰性症状はそれほど現れず、対人コミュニケーションは比較的良好に保たれていることが多く、人柄の変化もあまり目立ちません。発症後の見通しはよいとされています。