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発達障害

発達障がいの方とのコミュニケーション②

「発達障害」は「見えにくい障害」とも呼ばれることもあります。発達的には遅れや偏りがわずかであったり、部分的であったりすることから、日常生活を送る上では「障害」と思われにくく、「ふざけている」「本人の努力不足」「親のしつけがなっていない」などの誤解を受けやすいのです。このような「見えにくい障害」を抱えた方々と、よりよいコミュニケーションを図るための工夫をまとめると。

⑥「片付けかご」などの利用
道具は同じ物を揃えて見出しをつけておく、決まったところにいつも置くようにする、机の上に要らない物を置かないなど、整理整頓を心がけるだけでも作業がスムーズになり、一つ一つ指示しなくても、自立的に動くことができるようになる場合も多いのです。

⑦スケジュールを視覚的に知らせておく。
その日のスケジュールや活動の流れについては、紙に書いたり、カードを使ったりして知らせると見通しを持つことができます。一ヶ月の予定などを文字や絵入りで示し、掲示しておくことも一つの方法です。特に行事など、日頃と異なることがある場合、いつ、何があるのかという見通しを持つことで、落ち着いて取り組むことができるケースが多いようです。

⑧「予定」が変わる場合
人によっては、こだわりが強く、変更をスムーズに受け入れられない場合もあるでしょう。
しかし、予定はあくまでも予定であり、変わることもあります。日頃から「変更になっても大丈夫だよ」という経験を積むと同時に、何がどう変わったのかがきちんとわかるように、色ペンで示したり、カードを差し替えたりするなど目に見える形で知らせるようにするとよいでしょう。

⑨見える形で、時間の流れを知らせる。
時刻が分かっても、それがあとどのくらいの時間なのか・・・ということは感覚的につかみにくいものです。
「時間」を色や光で量的に示すタイムエイドを使うことで、次の行動に移るまでの時間を視覚的にとらえたり、タイマーやアラームなどを有効に活用することで活動に区切りをつけることができます。

発達障がいの方とのコミュニケーション②









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