認知症
レビー小体型認知症とアリセプト①
今ではレビーにもアリセプトが有効なことが広く知られてきたため、 レビーに対してアリセプトを処方することが多くなってきました。 今現在アリセプトはアルツハイマー型認知症と診断された患者さんにしか出せない薬で、 最初の2週間は3mgとし、胃腸障害などの問題がなければ5mgに増量することとなっています。 レビーは薬に対して過敏に反応するので少量で出す必要がありますが、 大学病院など大きな病院ではレセプトに厳しいため、規定通りの処方しか出せません。 そこでどうするかと言いますと、レセプトにはアルツハイマーと書いた上で、 薬に過敏なレビーに対してもアルツハイマーと同じ量で処方を出しています。 たとえ危険だと知っていても、そうした処方しか出せないのが大きな病院の実態です。
ここで大きな問題があるのです。実はレビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症と全く違う病気です。 レビーを守るためには、家族が脳内の神経伝達物質や薬剤について知っておく必要があります。
ここで大きな問題があるのです。実はレビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症と全く違う病気です。 レビーを守るためには、家族が脳内の神経伝達物質や薬剤について知っておく必要があります。