今回は前回に続き「発達障害」の特徴について詳しくみていきましょう




前回「発達障がい」の特徴として
①「こだわりが強い」
②「コミュニケーションが苦手」
③「過敏」
④「予期せぬ出来事に対応出来ない」
を挙げました。

①「こだわり」について
一点集中型で一度に複数の物事を処理する事が苦手で、自分に合わないと思った事や対人関係で気に食わなくなった際には後ずさりなしに、綺麗サッパリ縁を切ってしまうなど。また、同じ物事を繰り返したり（例えば服装、オシャレの場合は別）全く興味のない事を無理矢理押し付けられるとパニックになってしまう。

②「コミュニケーション」について
口数が少ない、思っていた事を、すぐ口に出来ない（頭で一旦考えてから話す）自分から話のネタを作る事が出来ない、人の目を見て話せない、ワーキング・メモリの影響で、相手の話している事の真意や聞き取り記憶する事が苦手など。また、例えば、人見知りが激しく、仲の良い一人の友達と話してた時に、その仲の良い人の仲の良い友達が入って来た時に、自分から話し掛けたり、その会話に加わる事が難しく、友達が作り難い。

③「過敏」について
触覚過敏で人や動物や虫から触れられる事が苦手だったり、聴覚過敏で自分に関係のない話題や周囲の騒音や電話の音によって集中力の低下を招き、不安にさらされる。また視覚過敏の人は、強い光や人混み、周囲に動き回られたり、監視されるのが苦手。味覚過敏は、こだわりによって、好き嫌いが激しい。嗅覚過敏で臭いに敏感でも、自分の臭いは気付かない場合もあります。

④「予期できないものへの対応力」について
こだわり、コミュニケーション、一度に過敏などの影響が同時に発生すると、発達障害の人にとって大きな負担となり、いずれの場合も脳が処理しきれずにパニックを引き起こします。

次回へ続く