今日は⑥「飽きることを知らない」　⑦「眠らなくても平気」⑧「なかなか目を見てくれない」⑨「質問しても答えられない」⑩「手をひらひらさせたり、体を前後にゆすったり」
についてお話します。

⑥「飽きることを知らない」
自閉症の子どもにも、自閉症の大人にも、飽きっぽいひとはあまりいません。 同じ音楽を何ヶ月も聴き続けます。同じアニメを毎日、半年、1年、ほうっておくと、朝から夜寝るまで見続けます。 同じメーカーの同じおせんべいだけを何ヶ月も何年も食べ続け、他にはなにも食べなかったりします。なのに、病気にもならず、ずーっと元気だったりします。

⑦「眠らなくても平気」
睡眠時間が短い人が多いのも自閉症の特徴です。
１日に２、３時間しか眠らない、という例も沢山あります。そういう人に限って、“赤ちゃんの頃はとてもよく寝る子だった”とようです。
たいていの人は、２～３時間しか眠らない日が続くと体調を崩します

⑧「なかなか目を見てくれない」
自閉症の人達は、なかなかこちらの目を見てくれません。まるでこちらが見えていないように感じます。じっと覗き込んでも彼らの目はずっと遠くを見ているようです。

⑨「質問しても答えられない」
自閉症の人達は質問に答えるのが苦手です。 何かを分かっている事と、分かっている事を質問されて答えるのはまったく別の能力だそうです。 何かを分かっている事と、分かっている事を質問されて答えるのはまったく別の能力だそうです。

⑩「手をひらひらさせたり、体を前後にゆすったり」
自閉症の人は不思議な動きをすることがあります。 自閉症の人は不思議な動きをすることがあります。
手のひらを自分のほうに向けて手をひらひらさせる、座っているとき、体を左右に揺り椅子のように動かしたりします。
不思議なしぐさにも理由があります。
自閉症児、自閉症者は外からの刺激を受け入れにくいので、特別な動作をすることにより自分に刺激を与えているのだそうです。


次回へ続く